6月17日(日)礼拝メッセージ要旨
「悔い改めなさい」 使徒の働き2章36-41節
本日の本文はペテロの説教とその説教を聞いた人々の姿が出て来ます。本文の36節は2章14節から始まった説教の結論であって、その最後には「イエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」とあります。この日は五旬節の日であって一か所に集まっていた弟子たちは聖霊に満たされました。そして聖霊によって他の国の言葉を話し始めたのです。それを聞いていたユダヤ人たちはそれを不思議に思い、弟子たちに甘いぶどう酒によっていると嘲りましたが、それに対してペテロが説明し、イエス・キリストの死と復活、そして昇天に説明しました。そして最後に「このイエスを、あなたがたは十字架につけたのです。」と話した次第です。
そのようなペテロの話しを聞いていた人々の反応は「兄弟たち。私たちはどうしたらよいでしょうか」ということでした。それはペテロの説教を聞いて心を刺され、自分たちがどのような罪を犯してしまったのかを知り、如何したらいいのか、ペテロと弟子たちに聞いた事なのです。そういう人々にペテロが答えたのは「悔い改めなさい」そして「罪の赦しをいただくために、バプテスマを受けなさい」そして「そうすれば、聖霊をうける」ということでした。最初の悔い改めるとは、自分の考えたかを変える、または方向転換をするという意味です。ですから、今まで生きて来たことが間違っていた事を知り、そこから立ち返ることです。罪の道から立ち返って神様の子どもとして道を歩んで行く事です。そしてその悔い改めと罪の赦しのしるしとしてバプテスマを受けるのです。そうすれば聖霊が与えられます。
そういう私たちに、神様は今日も悔い改めなさい、と語ってくださいます。すでに全ての罪を赦して頂いた私たちでありますが、時には罪を犯してしまうことがあります。その時に、自分の罪を認め、それを悲しみ、その罪から立ち返って再び同じ罪を犯すことがないように努力し祈り求めて神様に喜ばれる道を歩んで行きたいと思います。