2月4日(日) 礼拝メッセージ要旨
「私たちと共にいる神」 出エジプト記3章1-12節
私たちがクリスチャンとしてこの世の中で生きて行く時に、神さまを知らない人々と異なることがありますが、その中でも大切なものは神さまが呼んでくださったという事を覚えて生きて行く事です。本日の本文は、神さまがモーセを呼んでくださる内容ですが、本文を通して私たちを呼んでくださる神さまについて考えて見たいと思います。
先ず、神さまは私たちを呼んで下さり、そのような私たちを通してご自分のご計画を成し遂げてくださいます。ある日、神さまはモーセに不思議な現象を見せてくださり、そんな中でモーセを呼んでくださいます。そして「わたしは、エジプトにいるわたしの民の悩みを確かに見、追い使う者の前の彼らの叫びを聞いた。わたしは彼らの痛みを知っている。」(出3:7)と、その目的を教えてくださいます。神さまのご計画の中で時が満ちて、エジプトで奴隷の生活をしていたイスラエルの民を、モーセを用いて連れ出そうとなさった事です。その苦しみから救い出そうとされた事です。そのためにモーセを呼んでくださいました。それと同じく、神さまは私たちを通して、私たちを家族や友人等、私たちの周りにいる人々に福音を伝えるために私たちを呼んでくださるのです。そしてそのような私たちを一人でほうっておくのではなく、いつも私たちと共にいてくださいます。本文で神さまはモーセに「わたしはあなたとともにいる。これがあなたのためのしるしである。わたしがあなたを遣わすのだ。あなたが民をエジプトから導き出すとき、あなたがたは、この山で、神に仕えなければならない。」(出3:12)と仰ってくださいます。これ以上大きな力になることはありません。全治全能であられる神さまが共にいてくださる。それによってその人はどんなことも十分に成し遂げることが出来るのです。
私たちを召してくださり、その私たちを通して御救いのご計画を成し遂げてくださる神さまの事を覚えて、どんな状況の中でも神さまの愛を、そして福音をのべ伝えて生きて行きたいと思います。