8月20日(日) 礼拝メッセージ要旨
「限りない神の愛」 ローマ人への手紙 8章31-39節
聖書は、神様は愛の源であり、愛そのものであると教えています。そしてその神様の愛は限りないものです。その愛は永遠なものであり、完全であって乾くことなく私たちに注いで下さる愛です。本日の本文は、そのような神様の愛について良く教えてくださいます。そんな中で本日は31-34節のみことばを通して限りない神の愛について考えて見たいと思います。
先ず、神様は私たちの味方となられて、その愛を現わしてくださいます。本文の31節に「神が私の味方であるなら」とありますが、私たちがそのような確信をもって生きて行けば、その人生はどれほど力強く、恐れることのない人生になるでしょうか。この全世界を造られた全能の神様が私たちの味方だとしたら、一体だれが私たちの敵となることができるのでしょうか、ということです。聖書はクリスチャンの人生が歩みやすいものだと言いません。この世が、そしてこの世をしばらく支配している悪魔や悪霊どもも私たちの敵となって攻めて来ます。そんな状況の中にいる私たちに、神様は私たちの味方となって下さるのです。そしてその神様は私たちのために「ご自分の御子をさえ惜しまずに死に渡された」方なのです。罪人である私たちのために、神様はご自分において最も大切なひとり子イエス・キリストを死にまで渡して下さいました。それも惜しまずに渡してくださったのです。というのは、最も大切なものさえも渡してくださったお方が、それより小さなものを与えてくださらないはずがない、ということです。
たとえ私たちが色々な悩みと問題で囲まれているとしても、家庭のことで如何すれば良いのか分からない状況に置かれているとしても、どんな状況に置かれていても私たちの味方となってくださる神様のことを良く覚えたいと思います。また、そのお方は私たちのために御子キリストをさえ惜しまずに渡して下さいました。そのような神様の限りない愛を覚えて、それに感謝し喜びをもって生きて行く者となりたいと思います。