10月23日(日) 礼拝メッゼージ要旨
「祈りなさい」 エペソ人への手紙6章18-20節
エペソ人への手紙6章に入ってから、パウロは霊的戦いの中にいるクリスチャンについて説明して来ました。特にクリスチャンは神様の民として、この世と天にあるもろもろの悪い霊、そして悪魔と戦っていて、その霊的戦いに備えて神様のすべての武具を身に着けなければならないと教えました。そしてその六つの武具について説明しました。そして六つの武具について強調したパウロは、そのすべての上に、どんなときも絶えず祈り続けなさいと勧めています。それは、祈りを通しての神様との交わりの中でこの六つの武具は私たちの力になれる、ということでしょう。クリスチャンは神様の良い兵士として霊的戦いの中で、神様が与えて下さる武具を身に着けて、祈りの通しての神様との交わりし、神様から力を頂ければならないのです。ですからすべての武具を身に着けてどんなときにも祈らなければならないのです。
そのために、先ず私たちは私たちの生き方の中で祈らなければなりません。何故なら祈りの内容、祈るべきことは、私たちの生き方の中で与えられるものであるからです。パウロは18節で「そのために絶えず目を覚ましていて」と言います。私たちの隣にいる兄弟姉妹たちに視線を注いでその状況や問題、大変なところなどをいつも目を覚まして見つめている必要があります。そういう兄弟姉妹たちとの交わりの中でその必要を知り、教会の方々のために祈らなければなりません。そして聖霊によって祈らなければなりません。ローマ8章26-27節によりますと、聖霊は私たちが如何祈れば分からない時も私たちの祈りを導いて下さるお方なのです。そしてエペソ人への手紙の中に説明されている聖霊の働きは、教会の一つのからだとすることでした。ですので聖霊に導かれる祈りは、すべての教会の人々のための祈りとなり、聖霊がなされることが実現されることを願う祈りにもなるのです。
そのような兄弟姉妹たちの祈り合うこと用いて聖霊は教会を建て上げて下さるのです。私たち皆がお互いのことを覚えて、日々の生活の中で互いのために、どんな時も聖霊によって祈る者となりたいと思います。