礼拝メッセージ

10月9日(日) 礼拝メッゼージ要旨

 

「神の武具を身に着ける」          エペソ人への手紙6章14-17節
 本日は「神のすべての武具」について3回目となりますが、最後の二つ「救いのかぶと」と「御霊の与える剣」について考えて見たいと思います。
先ず「救いのかぶと」についてです。「かぶと」は頭にかぶるものであって、体の中で最も命に直結した一番大事な部分を守ってくれる武具です。そして「救いのかぶと」と言われているのですから、神の民として救いの確信をもって悪魔の攻撃を防御するということです。またⅠテサロニケ5章8節には「救いの望みをかぶととしてかぶって」という表現がありますが、神様が私たちの救いを完成して下さるという望みを表わすことです。この救いの確信、その望みについて攻撃を受けてそれが動揺させられたら、それほど信仰において致命的なことはないでしょう。そのように救いの確信を動揺させる信仰生活においての疲れや絶望感、または落胆などをしないように救いを完成して下さることへの望みをもって、確信の中で悪い者からの攻撃を防ぎ止めなければなりません。
 二つ目に「御霊の与える剣」についてです。この「剣」は、六つの武具の中で唯一攻撃的なものです。また、敵からの攻撃を跳ね返して防御することも出来ます。ヤコブの手紙4章7節に「悪魔に立ち向かいなさい。そうすれば、悪魔はあなたがたから逃げ去ります。」と書かれていますが、「御霊の与える剣」をもって積極的に立ち向かう時、悪魔が逃げるようになるのです。特にここでは剣である神のみことばを聖霊が与えてくださると説明されています。それは聖霊を通してのみ、私たちにみことばが与えられ、聖霊だけが悟るようにして下さるという事です。また、聖霊だけがみことばを正しく理解できるようにしてくださって、みことばを正しく用いることが出来るようにして下さると言う事です。
 私たちは救いの望みをもって、私たちに与えられたこの信仰の道を確信の中で歩んでいるでしょうか。また、私たちに与えられた神様のみことばを正しく理解し用いているでしょうか。救いの望みのかぶとをかぶり、みことばの剣を受け取って私たちに与えられた信仰の道を堅く歩んで行きたいと思います。

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