礼拝メッセージ

10月4日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「キリストに達する」          エペソ人への手紙 4章13-16節
 本日の本文の13節によりますと、私たちに与えられている目標は、完全におとなになって、キリストの満ち満ちた身たけにまで達することです。そして完全におとなになるために、私たちに必要なものは、信仰の一致と神の御子に感ずる知識の一致だと言われています。私たち皆が神の御子イエス・キリストを信じ、知って、完全におとなになって、その方にまで至ることによってともに成長して行くのです。
 このような素晴らしい目標が私たちに与えられていますが、現在の私たちの姿はそうではありません。しかし、そのままに留まっていてはいけません。信仰が成長して行かなければならないのです。私たちはいつも13節の最終の目標を覚えていなければなりません。
 そうしますと、その目標に至るためには如何すれば良いでしょうか。先ずは、子どもではないようにと教えています。子どもは「人の悪巧みや人を欺く悪賢い策略」によって、教えの風に吹き回される弱い姿を持っています。子どもはまるで風向計のようであって、風によって方向が変わる様に、色々な偽りの教えによって、色々な方向に吹き回されますが、そうであってはならないということです。
 そうではなく「むしろ、愛をもって真理を語り、あらゆる点において成長し、かしらなるキリストに達することができるためなのです。」と勧められています。真理と愛の調和を成長において重要な条件として強調しています。真理だけを強調し過ぎたあまり愛が欠けていたり、愛だけを強調し過ぎたあまり真理が欠けていたりしてはならないのです。真理と愛のバランスを良く取って、愛を持って真理を語り、すべての部分において成長し、キリストにまで至らなければならないのです。
 私たち皆は、霊的な子どもから成長して、あらゆる点において教会のかしらであるキリストにまで成長しなければなりません。私たちに与えられたこの目標、今は成し遂げられてないとしても、ついに成し遂げられることを覚え、与えられた信仰生活において毎日成長する者になりたいと思います。

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