礼拝メッセージ

3月15日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「はっきり見えるように」     エペソ人への手紙1章17-19節

本日の聖書を見ますと「心の目がはっきり見えるように」とありますが、それは霊的真理を悟ることが出来る洞察力を意味します。人の目には見えませんが、聖霊の導きによって神様を見あげる事が出来るように、そして神様のみこころが分かるようにして下さって、神様が導いて下さる道を見ることが出来る力、これが心の目がはっきり見えるようになる事であると言えるでしょう。最初に、パウロはエペソ教会の信者たちに聖霊が与えられて、彼らがもっと成長し、より神様を知る事が出来るようにと求めました。そして今日の本文では、その続きに心の目がはっきり見えるようにと祈り求めています。それは、彼らの目がはっきり見えるようになって、神様のみ業を見る事が出来るようにと願って祈った事であります。

続けてパウロは、心の目がはっきり見えるようになって、次の三つのことが「どのようなものであるか」を知ることが出来るように祈ります。その一つ目は、神の召しによって与えられる望みがどのようなものかという事です。召しという事は過去の事と、望みをいう事は将来のことが私たちの目がはっきり見えるようになった時、私たちは信仰の過去と将来をともに覚える事が出来ます。二つ目は、聖徒の受け継ぐものがどのように栄光に富んだものかということです。それは、聖徒たちが受け継ぐものは、決して朽ちるものや錆びるものではなく、栄光に富んでいるものでるという希望と慰めを与えて下さいます。最後の三つ目は、神のすぐれた力がどのように偉大なものであるかという事です。

知恵と啓示の御霊が与えられて神を知る事ができて、それによって私たちの目がはっきり見えるように、と願います。そして、私たちの心の目がはっきり見えるようになった時、この三つ、神の召しによって与えられる望み、聖徒の受け継ぐものの栄光の富、神のすぐれた力の偉大さが分かるように、祈りつつ歩む事が出来るようにと願います。

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