礼拝メッセージ

8月31日(日) 礼拝メッセージ要旨    チェ・ヨンフン教師

 

「もしそうでなくても」             ダニエル書 3章13−18節

 現代社会の大きな特徴は早い変化と相対性だということが出来ます。最近の社会では絶対的なことより相対的なことをより重要視します。絶対的な規則と価値などは段々なくなって、すべての事がその状況によって変わるという相対的な考え方が広がっています。このような時代の中で、私たちの信仰はどうでしょうか。どんな状況の中でも神様に対する絶対的な信仰を持つことについて考えて見たいと思います。
 先ず、クリスチャンは神様を信頼して決断する信仰を持たなければなりません。ネブカデネザル王は主人公たちを懐柔し、脅かします。しかし主人公たちは「私たちはこのことについて、あなたにお答えする必要はありません」と信仰の堅い決心を現します。如何なる苦難の中でも、私たちは信仰に関することは神様を絶対的に信頼し決断しなければなりません。
二つ目に、全能なる神様を信じて頼らなければなりません。この世を生きて行きながら、私たちが自分の力で出来る事は多くないと思います。私たちには限界があり、弱いです。ですから、自分たちの能力の限界を知って、全能なる神様に頼り、信頼しなければなりません。私たちが弱さを認めて神様の助けを求める時、そのみ力を体験する事が出来るのです。
最後に、神様のみこころに従わなければなりません。主人公たちは「しかし、もしそうでなくても」と言います。それは「たとい、神様が私たちの命を救って下さらないとしても、私たちは神様に対する信仰を諦める事が出来ません」という告白なのです。彼らがこのように答えられたのは、神様のみこころはいつも正しくて良いものであるという確信を持って、どんな状況の中でも私の人生を良き道で導いて下さりそれに従うという神様中心の信仰を持っていたからです。
 自分の計画したすべてが失敗し試練と苦難が訪れるとしても、クリスチャンは神様を信じ、神様だけに頼り、神様のみこころに従わなければなりません。

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