礼拝メッセージ

8月18日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「神のことばを聞き、守る幸い」       ルカの福音書11章14~28節

本日の聖書の箇所は「口を利けなくする悪霊を追い出された。主イエスの力ある業に群衆は驚いた」という書き出しで始まり、群衆の中の一人の女が「あなたを産んだ腹、あなたが吸った乳房は幸いです。」という主イエスに対する讃嘆のことばで終わっております。その間にはさまって、主イエスがいろいろと話されたことが記されておりますが、主イエスがここで言わんとされていることは二つのことであります。第一に「わたしがもし神の指によって悪霊を追い出しているのならば、神の国、神のご支配は、既にわたしを通してここに来ているということです。ですから、わたしに見方しない者は、わたしに敵対することになり、もう今となっては中立的に傍観することは許されません。」(ルカ11:17~23)ということであり、第二に、追い出してまた戻ってくる霊の話しから(ルカ11:24~26)いくら人の心の中を掃除してきれいにしてあっても、その心の中に、主イエスをきちんと、あなたの心の主として迎い入れ、住まっていただかなければ、空っぽのままの状態であれば駄目なのです。「神のことばを聞いてそれを守る、心に受け入れる」ということが求められるのです。主イエスの素晴らしい奇跡を見て、一人の女は、主イエスの産みの母は幸せだと言いました。その女のことばに対して主イエスは、「いや、幸いなのは、神のことばを聞いて、それを守る人たちです。」と答えられました。主イエスは、主イエスを子として産み、乳房を含ませた、あのマリヤに与えられた幸いに勝る幸いに生きる道があると言われます。それは、神のことばを聞き続けて、それが自分の中でいつも力を持ち続けるように見守ること。そのことは、「キリストを心に宿す」「救い主キリストが私の内にいます」ということでもあります。主イエスはその事を私たちに求めておられるのです。                           「だから、あなたがたがどのように受け、また聞いたのかを思い出しなさい。それを堅く守り、また悔い改めなさい。」  (ヨハネ黙示録3:3)




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