礼拝メッセージ

8月25日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「すこやかな目を持つ」          ルカの福音書11章29~36節

主イエスは「この時代は悪い時代です。」(ルカ11:29)とずばり言われました。あなたがたが生きている時代、それは悪い時代であると言われたのです。悪い時代の特色は、健全な目、澄んでいる目を持っていないということです。「あかり」は見えるために燭台の上に置かれるように、神も救い主イエス・キリストを誰の目にもはっきりとわかるようにして下さいました。しかし「あなたのうちの光」(ルカ11:35)が暗く盲目なら、主イエスの正体を見抜くことが出来ないのです。主イエスは悪い時代の人々が求めているような「しるし」は、ここにはないと言われます。しかし、それにまさる真の「しるし」である「イエス・キリスト」が神から与えられているのです。「ヨナがニネベの人々のしるしとなったように(ルカ11:30)、ヨナに、はるかにまさる者、私イエスがここにいるではないか。どうして、それが見えないのか、どうして聞こえないのか。」主イエスはどんなに深い嘆きの中で、この言葉を語り、しかも招き続けておられることでしょうか。改めて、南の女王のソロモンの知恵を聞くために、地の果てから来た(ルカ11:31)、彼女の聞く態度と、ヨナの宣教に応えて、ニネベの人々が悔い改めた態度から、主イエスを真の救い主と認める、すこやかな目とは、真の救い主であるイエスの言葉にどれだけ耳を傾け、深く聞くかによって決まることが教えられます。主イエスは言われました。「幸いなのは、神のことばを聞いて、それを守る人たちです。」(ルカ11:28)「だから、あなたのうちの光が暗やみにならないように、気をつけなさい。」(ルカ11:35)

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