8月2日(日) 礼拝メッセージ要旨
「神の永遠のご計画」 エペソ人への手紙3章10-13節
本日の聖書を見ますと、パウロの観点は広くなり天使たちに対しても神様の豊かな知恵が示されるためにと説明します。天使たちは、神様の御側にて神様に仕える存在です。そのような天使たちに、教会を通して神様の豊かな知恵が示されるようになるとパウロは語るのです。以前は一つの光のような神様の知恵が、光がプリズムを通過することによって7つの色々な色になる事と同じように、今は教会を通して神様の豊かな知恵が天使たちに示されるという事です。
この場面で、一つの大きな劇場を想像する事が出来ます。この劇場は人類の歴史のすべてを見せてくれる劇場であって、この世がその舞台である劇場です。そしてその舞台には一つの壮大なドラマが公演されますが、そのドラマは全てのクリスチャンが俳優であって、神様が直接指導し制作されるドラマであります。そのようなドラマが公演される劇場での観客として見ているのが、何と天にある支配と権威である天使たちということです。パウロを含めて、選ばれた私たち一人、一人は神様のこのドラマに出演し、演じているのです。このような神様の素晴らしいご計画を知っていたパウロは、今、ローマの牢屋に投獄されているという事さえも喜ぶことが出来たのです。
私たちが神様の恵みによって救われたというのは、神様のドラマに俳優として選ばれて出演するということです。私たちはそのドラマの中で、神様のみことばに従って、私たちの人生を通して演じる存在となるのです。神様は、このような私たちの姿を通して神様を知らない人々に福音を宣べ伝えさせます。暗闇の中にいる人々に神様のみこころを明らかにするようにして下さいます。そして教会を通して、神様ご自身の豊かな知恵をお示しになります。私たちは福音に仕える者として福音を伝えさせるために、その永遠のご計画の中で選ばれた恵みに感謝するものになりたいと思います。そしてその神様信じて、従う者になりたいと思います。