8月24日(日) 礼拝メッセージ要旨 チェ・ヨンフン教師
「天におられる神様」 ダニエル書 2章14-19節
本文でダニエルは、突然殺される危機に置かれるようになります。自分が死ななければならない理由も知らず王様の命令によって殺されるようになったのです。宮殿でどんな事があったのか、全く知らなかったダニエルは、突然訪れた大きな危機の前でどのように行動したのか、聖書のみことばを通してともに考えて見たいと思います。
まず、ダニエルは落ち着いて行動しました。すべての説明を聞いたダニエルは、全然動揺しませんでした。王様はすべての知者たちを殺しなさいと命令をし、その命令によって自分も死ぬかも知れない状況でありましたが、ダニエルはかえて王様のところに入ります。このような姿は、本当に冷静で落ち着いたことです。こんなに緊迫していた状況の中でも、ダニエルが落ち着いて行動したのは、神様に対する堅い信仰があったからであります。
二つ目に、ダニエルは信仰の友たちに、祈りを頼みました。すべての事情を聴いた3人の友達の信仰も素晴らしいものでした。彼らもその状況の中で動揺しませんでした。この問題が解決されなければ自分たちも殺される状況でありましたが、逃げようとしなかったのです。そうしないでダニエルとともに天におられる神様にお祈りをしました。
最後に、神様が彼らの祈りを聞かれて彼らを助けてくださったことです。その神様には知恵と力があり、この世界の自然を治められ、季節と時をかえられます。自然法則だけではなく、歴史の中で王をお立てになったり配されたりもされるし、人間としては分かることの出来ないことや隠されていることまでも、すべてのことを存じておられる方であります。
人間の目には解決不可能なように見える問題の中で、私たちも天におられる神様のみ力を信じてその方に祈る時、問題が解決される素晴らしいことが起こると信じます。大変な状況の中で、私たちを助けてくださる神様に頼りともに祈って神様の素晴らしいみ力を体験しほめたたえるようになりたいと思います。