礼拝メッセージ

8月05日(日)礼拝メッセージ要旨

 

「神のみこころより離れないように」         士師記18章7-13節
 本日の本文は、イスラエルの12部族の中でダン部族の内容です。7節の初めに「五人の者は進んで行って、ライシュに着き、そこの住民を見る」とありますが、これはダン部族から5名の斥候を送ったことです。18章1節に「ダン人の部族は、自分たちの住む相続地を求めていた。イスラエルの諸部族の中にあって、相続地はその時まで彼らに割り当てられていなかったからである。」という理由からのことでした。しかし、ヨシュア記19章41節以降によりますと、ダン部族にも同じく割り当てられます。ところが、ダン部族はその地を自分たちのものにすることが出来ず、神様によっての割り当て地ではなく、新しい土地を探そうとして5名の斥候を送ったことでありました。
 そしてその5人の人々はエフライムの山地にあるミカの家で若いレビ人に出会うようになります。彼がミカによって雇われてミカの家で祭司になったことを知った彼らは、彼に「どうぞ、神に伺ってください。私たちのしているこの旅が、成功するかどうかを知りたいのです。」と頼みました。そしてその若いレビ人は「安心して行きなさい。あなたがたのしている旅は、主が認めておられます。」と答えます。それを聞いた5名の斥候は、ガリラヤの北側にある「ライシュ」という町に付き、その町を探っていたことでした。その後、彼らは自分たちの家に帰り、ダン部族の人々に「ぐずぐずせずに進んで行って、あの地を占領しよう。」と、そして「神はそれをあなたがたの手に渡しておられる。」とも報告し、ライシュに攻め上ることを強く主張します。そのような彼らの心には、神様のみこころは何か、神様が良しとされることは何か、という思いはありませんでした。ただ、自分たちのしたいままに、自分たちが願うままに行なって行くだけなのです。しかし、私たちがすべきことは神様のみこころに従うことです。どんなに大変なことがあるとしても、神の子らしく、神様が教えて下さるままに、導いて下さるままに従って歩んで行く者になりたいと思います。

礼拝メッセージ要旨一覧はこちら