礼拝メッセージ

5月8日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「自分と同様に愛する」          エペソ人への手紙5章29-33節
 今日の本文は28節の御言葉をより具体的に説明する内容で、自分のからだを愛することがどういうものなのかという内容です。先ず、29節の前半で「だれも自分の身を憎んだ者はいません。かえって、これを養い育てます。」と言います。これは私たちが良く知っていることです。どんな人でも自分を憎む人はいません。自分を憎むのではなく、逆に自分のからだのために良い物を与えて養い育てます。
 その養い育て方とは、親がこどもを養い育てる姿です。子どもに対する親の愛情深い世話、そのような育て方を通して子どもは正しく成長することができます。また、自分のからだについても、子どもに対する親の愛情をもって自分のからだを世話することは自然な姿であり、そうする時、私たちのからだも正常に成長し活動することが出来るのです。そしてパウロは、再び、キリストと教会との関係について語り始めますが、特に、この29節のみことばを通して、イエス・キリストが教会を養い育てて下さることが分かります。それはまるで、父と母が子どもに向かって深い愛情をもって養い育てるように、キリストが教会を養い育てて下さるということです。このみことばから、教会についての大きな励ましを頂く事が出来ると思います。当然、「教会」と言っているので、どんな教会であろうが、その教会をキリストが養い育ててくださいます。何故なら、私たちはキリストのからだの部分であるからです。
 誰も自分の体を憎む者はいないと思います。逆にその体を大切に養い育てるのです。ですから、夫は自分の妻を自分の体のように愛情深く養い育てなければなりません。そしてキリストは教会のかしらであり、そのからだである教会を養い育てて下さいます。私たち一人一人がキリストご自身が守山キリスト教会を、そして私たちを養い育てて下さるということを心に覚えて、その限りない愛に励まされて歩んで行きたいと思います。

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