4月21日(日) 礼拝メッセージ要旨
「教会という神の家族」 エペソ人への手紙2章17~19節
2014年9月守山教会は、設立50周年を迎えます。今年度は教会の歴史の転換、展開に向けての備えの年であります。その大事な年に、私たちは教会がキリストの体なる教会として建て上げられていくための、聖書の原則を共に確認する必要を求められております。この主題についてパウロは、エペソ2章19節で教会を「神の家族」と呼び、私たちはただイエス・キリストを信じるというだけでなく、教会に所属し、「神の家族」として生きるようにと召されているのですと語ります。なぜ私たちは教会という「神の家族」が必要なのでしょうか。 それは第一に教会という「神の家族」は、あなたが真のキリスト者であることを証明するからです。主イエスは「あなたがたが互いに愛し合うなら、この世はあなたがたがわたしの弟子であることを認めるのです。」(ヨハネ13:35)と言われました。 第二に教会という「神の家族」は、あなたが孤立したキリスト者に陥るのを防ぎます。私たちは教会の交わりにおいて、兄弟姉妹を愛し、支え、赦し赦されていく中で、自己中心的な信仰の在り方が正されていくのです。 第三に教会という「神の家族」は、あなたの霊性の向上を促します。私たちは教会につらなり、健全な教会生活を営んでいくことによって、初めて霊性は整えられていくのです。 第四に教会という「神の家族」は、あなたが信仰から脱落しないように支えます。聖書は「日々互いに励まし合って、だれも罪に惑わされてかたくなにならないようにしなさい。」(ヘブル3:13)と教え、私たちが信仰の道を踏み外すことのないよう、お互いに支え合うようにされたのです。 第五に教会という「神の家族」であることは、あなたの人生における最高の特権であります。聖書は「イエスと彼によって聖められた人々は、皆同じ家族に属します。それゆえ、主イエスは彼らをご自分の兄弟、姉妹と呼ぶことを恥とはなさいません。」(ヘブル2:11)と語り、「神の家族」であることは、あなたが手にすることのできる最高の特権であると教えます。最期にあなたがたをして教会に建て上げ、教会を完成させ、教会の栄光を現すのは「キリスト・イエスご自身」であられることを覚えたいと思います。(エペソ2:20)