礼拝メッセージ

4月1日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「復活の信仰」           コリント人への手紙第一15章1-11節
 本日の本文でパウロは福音について説明しています。それはコリント教会の中に、15章12節の後半に書いてあるように「死者の復活はない、と言っている人」がいたからです。そして本文の2節でパウロは「私の宣べ伝えたこの福音のことばをしっかりと保っていれば、この福音によって救われるのです。」と言っています。それはコリント教会の聖徒たちの中には、パウロが彼らに伝えた福音をしっかりと保つ事が出来なかった人々がいたということです。それでパウロは彼らに福音の中心であるイエス・キリストの死と復活について説明しようとします。本文の中でイエス様の復活された証拠を提示します。その証拠を通して、イエス様の復活は歴史歴な事実であるということを改めて確認したいと思います。
 その一つ目に、イエス・キリストの死と復活は聖書の示す通りに成し遂げられたことであるということです。旧約聖書では来られるキリストについて、新約聖書は旧約聖書通りに来られたキリストと再び来られるキリストについて説明されています。聖書の示す通りというのは、神様のみことばの預言通りに、神様の摂理とご計画の中でキリストの受難と復活がなされた事実であるということを表わすことです。二つ目に、パウロは復活の数多くの証人たちがいるということを説明します。イエス様は復活の後、弟子たちには勿論、500人以上の兄弟たちに、それも同時に現れました。三つ目に、パウロは復活されたイエス様に出会ってからの自分の人生が変わったという事を説明します。それは証言だけではなく、その証し人たちが自分の人生を通してイエス様の復活を証ししているということです。
 罪人である私たちのためにこの地に来られた御子キリスト、そのお方が私たちの罪を代わりに背負って十字架につけられ、死んでくださいました。そして葬られ、三日目に復活されたことをしっかりと覚えて、私たちも復活の証し人となりたいと思います。

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