礼拝メッセージ

3月8日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「知恵を啓示の御霊」         エペソ人への手紙1章15-19節

エペソ教会の聖徒たちへのパウロの心は、まるで親が自分の子どもを思うような愛情深いものであったと思われます。そしてそのような聖徒たちへ愛は、彼らの為の祈りになりました。パウロはエペソ教会の聖徒たちに対する愛の心を、祈りを通して実践したのです。このようなパウロの祈りの内容が具体的に17-19節に書いてありますが、その最初の祈りが17節の「神を知るための知恵と啓示の御霊を、あなたがたに与えてくださいますように。」という事です。それは信仰と愛の状態から更に霊的に成長することを願っていたからです。

パウロは知恵と啓示の御霊を通して、エペソ教会の聖徒たちが神をもっと知る為にと祈っています。ここで「知る」という言葉は、経験的に分かるという意味です。そして啓示とは、神様がご自身について、そして神様のご計画とみこころのようなもの私たちに教えて下さることです。本質的に堕落した人間は自らの力では神を知る事が出来ません。ところが、人間が神様知ることが出来るのは、神様が私たちにご自身を教えて下さったからです。このように神様が私たちに教えてくださるもの、教えてくださる奥義、これが啓示なのです。そして知恵とは、以前にも説明した事がありますが、神様が教えてくださる啓示を私たちが知ることが出来る、または受け入れることが出来る力であります。即ち、聖霊は知恵と啓示の御霊であって、神様が私たちに与えてくださる啓示のみことばを悟ることが出来る知恵を与えてくださいます。私たちに、このような神様からの知恵があるように、と願います。神様が与えてくださる知恵を持って、自分の周りの環境を見ることが出来ますようにと願います。

私たちも、神様に対するしっかりした信仰とすべての聖徒たちに対する愛を持ちたいと思います。そしていつも知恵と啓示の御霊に助けられて、神様を知る事が出来るように、自分の為に、そして周りの人々の為に祈る人々になりたいと思います。

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