3月27日(日) 礼拝メッセージ要旨
「神の愛」 ヨハネの福音書3章16節
本日のみことばは福音に関する最も核心的であり重要な内容を表現しているところです。そのため、ヨハネの福音書3章16節は「福音書の中での福音」、または「小さい福音」とも言われています。旧約聖書と新約聖書全体の内容がこの一か所に凝縮されているとも言われているみことばです。この一節の内容に神さまが聖書を通して人間に伝えようとされる内容が全部含まれているとも言えるでしょう。特に、聖書の中で非常に重要な言葉も、そのほとんどが書かれている節でもあります。
その最初のところに「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。」とあります。「神のひとり子」が与えられていますが、「神のひとり子」とはイエス・キリストのことです。そして「ひとり子」という言葉には、色々な意味がありますがここで強調されていることは神さまにとって最も大切な存在であるということです。そしてその最も大切なプレゼントが私たちに与えられたということです。そのプレゼントを誰が与えたのと言いますと「神が」です。その神さまは、創世記1章1節に「初めに、神が天と地を創造した。」とありますように、この世界を造られた神さまです。私たちを造って下さった造り主から、その神さまに最も大切な存在を贈り物として与えて下さったということです。そして、このイエス・キリストが与えられることによって何がおこるのかと言いますと「御子を信じる者が、ひとりとして滅びることがなく、永遠のいのちを持つためである。」のです。ここに書かれているように、神さまが愛してくださった私たちは滅びるべき存在でした。神さまは愛するに値しない私たちを愛してくださり、滅びに陥らないように救いの道を与えて下さったのです。それは神のひとり子イエス・キリストを救い主と信じて告白することです。
神さまは愛です。その愛の神さまは、今日私たちを覚えて下さり守山キリスト教会に導いてくださいました。この神さまの愛を受け入れて、恵みで満ち溢れる人生を生きて行きましょう。