礼拝メッセージ

11月26日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「目を覚ましていなさい」            ルカの福音書12章35-40節
 ルカの福音書12章においてイエス様は弟子たちに弟子としての歩み方について教えておられます。そして本日の本文では、主人の帰りを待っているしもべの例え話を通して待ち続けることの大切さを教えてくださいます。本文の例え話で出て来る主人はイエス・キリストであり、しもべは弟子たち、またはクリスチャンのことです。そして主人か帰って来ると言うことは、イエス様が再びこのように来られる終わりの時、再臨のことです。しもぼたちが主人の帰りを待っているように、クリスチャンもイエス様が再び来られることを覚えて待ち続ける生き方をしなさい、と言うことが例え話の内容です。
 そのような例え話の中で、先ず私たちはしもべがどんな姿をして主人を待っているのかを見ることが出来ます。婚礼から帰って来られる主人ですが、その帰りを待っているしもべは主人がいつ帰って来られるのか全く分かりません。それが真夜中なのか、夜明けなのか分かりません。しかし主人が帰って来られた時、しもべは主人を迎えなければならないので、その準備をしていなければならないのです。特に腰に帯を締めて、あかりをともしていると言うことは、主人がいつ帰って来られても迎え得ることができるように準備しているしもべの姿です。イエス様は私たちにそのようなしもべであるように、と仰ってくださいます。
 そしてそのようにいつも準備をしていて、主人が帰って来られた時に主人を迎えたしもべに対して主人は驚くことをやってあげるのでした。それは、主人のほうが帯を締めてそのしもべのそばについて給仕をしてくれるということです。この世では考えられない風景ですが、それが私たちクリスチャンに与えられる恵みなのです。ですから私たちはいつその日が来るのかは分かりませんが、イエス様は必ず帰って来られるということとその時に私たちに与えられる恵みを覚えて、目を覚まして待ち続ける者となりたいと思います。

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