礼拝メッセージ

10月25日(日) 礼拝メッセージ要旨

 

「新しい人を身に着る」          エペソ人への手紙4章20-24節

この手紙を読んでいるエペソ教会の聖徒たちは異邦人でありました。しかし、今は変わりまして前で説明した神を知らない人々の人生とは違うと言うことが強く強調されているのです。先ずクリスチャンは、この「しかし」を覚えたいと思います。私たちの以前の姿は、まさに17-19節で説明している姿のままでありました。しかし、そのような者に神様のみ恵みと大きな愛によって、罪が許され滅びの道から救われて永遠のいのちが与えられたのです。

そのような「あなたがたはキリストを、このようには学びませんでした。」と語ります。聖徒たちの人生とは、前で説明したようなむなしい人生、目標もなくて暗闇を歩んでいるような人生ではないということです。そうではなく、キリストという確実な人生の目標が与えられたということです。そして、このキリストを学んだ学び方についての説明が続きます。その学び方は「ほんとうにあなたがたがキリストに聞き、キリストにあって教えられているのならばです。まさしく真理はイエスにあるのですから。」と書かれています。即ち、その学んだことも、学んだ範囲も、学んだ目的も、ただキリストのみであるということです。その学んだことの中で一つ目は、「人を欺く情欲によって滅びて行く古い人を脱ぎ捨てるべきこと」です。私たちも着替えをするためには、まず古い服を脱がなければなりません。脱いでから、新しい服を着るのです。そのように、先ずは古い人を脱ぎ捨てて、その次は、「真理に基づく義と聖をもって神にかたどり造り出された、新しい人を身に着るべきこと」です。

このように古い人を脱ぎ捨てて、新しい人を身に着た者として生きて行くために、私たちに必ず必要な事がありますが、それは「心の霊において新しく」される事です。私たちが心の霊において新しくされているならば、新しい人を身に着た者としてそれに相応しい人生を生きる事が出来ると思います。毎日、心の霊において新しくして下さる神様の恵みに感謝し、それに相応しく歩む者となりたいと思います。

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